管理人のマキヒラです。
このサイトでは、ネット上に無数に存在する『初心者でもネットでお金を稼ぐ方法』が本当なのかをリサーチしています。
さて、今回は《ZERO-ONEプロジェクト》という商材について取り上げたいと思います。
ZERO-ONEプロジェクト
商品のセールス概要
ZERO-ONEプロジェクト独自システムを活用した中国輸入OEMスクール
引用:infotop
販売価格
298,000円
販売者
株式会社e-kit
特定商取引法に基づく表記
《運営責任者》宮城哲也
《住所》大阪府大阪市住吉区万代東1-1-4-105
(本店:大阪府大阪市東住吉区山坂5-14-18)
《電話番号》06-6654-9312
《メールアドレス》sys@hukusyunyu.jp
《販売URL》https://peraichi.com/landing_pages/view/zerooneproject
この案件のジャンルは…
中国から輸入した商品を自分のネットショップで販売しようというもののようです。
ネットリサーチで解ったこと
リサーチA
井上悠さんはきちんと結果を出している方ですが、 「結果を出している人が教えているから自分も結果が出る」と言うわけではないのだけご注意を。
ZERO-ONE プロジェクトの参加者さんの声と言うのは見つからなかったので、 内容が本当にいいものなのかどうか、 再現性はどうなのかなどはちょっと不明です。
出典:https://nomadworker.net/zero-one/#st-toc-h-7
リサーチB
最初の資金が必要となるので、最初から稼ぐのは難しいと思います。
その手法を教えてくれるにはちょっと高額すぎる印象です。
私だったら資金も出せないですし、購入はしませんね。
皆さんも詐欺まがいの情報商材は購入しないように
気をつけましょうね!!
出典:https://rrryoko.com/business/3157/#ZERO-ONE-5
リサーチC
調べた結果、OEMというジャンル自体が初心者向けではないということが分かりました。
セールスレターの内容は薄く、貯蓄が少なく、自信の老後や子供の将来が心配な人を対象と記載していますが、受講費のみ確保して参加した結果何もできず仕舞いで終わってしまい、返金保証もないので泣き寝入りという状態になってもおかしくありません。
ZERO-ONEプロジェクトへの参加はやめておいたほうが良いかなと思います。
出典:https://arcana01.com/zero-one-project#i-6
まとめ
リサーチの結果、こちらの商材への参加は推奨しません。
上記のリサーチ結果にもあるように、初心者向けではないとか資金が多く必要との見解があるのですが、MAKIHIRAがランディングページを確認した検証結果は以下になります。
こちらの案件《ZERO-ONEプロジェクト》に参加しても利益が出せるか解りません。むしろ赤字になる可能性があります。
というのも30万円の《ZERO-ONEプロジェクト》スクールに参加しても、販売サイトを開設・運営し、多くの商品を輸入して半年以内に30万円以上の利益が得られるように商品を販売しなければ元が取れないからです。
ランディングページに書かれている『ZERO-ONEプロジェクト サービス内容』を確認してみると、6カ月間で結果を出さなければならないかのように書いてある箇所が多くあります。
というのも6カ月のサポートがあるのは以下のサービスになっています。
■勉強会
■ゼロワン生限定のツールの利用
■チャットサポート
6カ月を過ぎると提供しているサービスの価格が上がったりサポートが終わったりするようです。
■説明書作成代行
■専属輸入代行
■最新情報を発信
さらに、自分専用のネットショップが持てるというサービスを『ペライチ』という会社が有料のサービスを行っていて、《ZERO-ONEプロジェクト》に参加して実際に稼ごうとすれば、そのペライチでネットショップを開設・運営する必要があるのではないかと推測されます。
なぜならば、《ZERO-ONEプロジェクト》は特定商取引法に基づく表記にもあるように販売サイトは、ペライチのコンテンツになっているからです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/zerooneproject
さらに《ZERO-ONEプロジェクト》は、参加費用のほかに自分のオリジナルサイトの運営費も必要と見ました。
ペライチの有料サービスは以下の内容です。
この商材《ZERO-ONEプロジェクト》では中国からOEM商品を輸入するということを打ち出しています。
OEM(オーエーエム:Original Equipment Manufacturing)とは、ある商品に自社の名前を表示(印刷など)をして販売するような販売方法です。
クルマで言えば、ダイハツで製造してトヨタのエンブレムを取り付けてトヨタブランドで販売するのもOEMのやり方です。
輸入転売で注意しなければならないのは、中国で製造された製品の中には粗悪品もありますので、粗悪品で事故が起きれば輸入・販売業者はPL法(製造物責任法)で責任を負う可能性があります。
例えば、中国輸入製品をMAKIHIRAがOEMするとしたら、”MAKIHIRA” というロゴが商品のどこかに印刷されていて、もしその商品が火を噴いたとか、買った人がその商品を使ったことで怪我をしたという事態になれば真っ先に ”MAKIHIRA” の品質管理体制について調べられることになるでしょう。MAKIHIRAは製造にかかわってはいませんが、PL法ではOEM商品の欠陥として損害責任を負う可能性があります。
参考までに消費者庁に製造物責任法について解説がありますので以下に示しておきます。
【消費者庁の製造物責任法の概要Q&A】
Q12:製造物責任を負う対象となる者はどのように定められていますか。
Q13:販売業者は製造物責任を負う対象となっていますか。
ネットビジネス初心者にとっては、多額の資金やOEM品のリスク管理を伴いますので参加することをおススメできるものではありません。
しかも《ZERO-ONEプロジェクト》に参加したとしも稼げるかどうか保証されていないと書かれているのを見逃してはいけません。
最後に、この《ZERO-ONEプロジェクト》は二重価格になっていました。
INFOTOPの『今すぐ購入!』ボタンから購入画面になると決済金額は298,000円です。
『商品詳細へ』ボタンからランディングページに飛ぶと、そこでの参加費は330,000円です。
何というか参加費の管理ってどうなっているのでしょうねぇ・・・・?
《ZERO-ONEプロジェクト》は、そのほかにもサポート期間の異なるバージョンがあり参加費もまちまちのものが存在しています。
1ヶ月プラン11万円から5カ月コンサルプランの55万円。
どのコースに参加してしても特定商取引法に基づく表記には以下のように書かれています。
《表現、及び商品に関する注意書き》
本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。
結局、どのバージョンの《ZERO-ONEプロジェクト》に参加しても、利益が出るかどうか保証されていないと書かれているのですから、ネットビジネスを始めようと考えている初心者は、特定商取引法に基づく表記を最後まで確認してください。
今回のリサーチ結果は以上になります。
稼げそうな情報が沢山ありますが、本当に稼げる情報はほんの僅かしかありません。
また、新たな商材をリサーチしますね。
管理人マキヒラ